反対討論


○議長(丸 昭君)これをもって質疑を終結いたします。これより討論に入るのでありますが、前もって通告がありましたので、これを許します。藤本議員。〔4番 藤本 治君登壇〕

○4番(藤本 治君) 私 は、議案第41号 平成23年度勝浦市一般会計補正予算について、賛成の立場から討論を行います。本案には、住宅用太陽光発電設備導入促進事業補助金が計上されており、私は 一般質問と議案上程時の質疑の2度にわたり、福島第一原発事故の教訓から原発からの撤退を決断し、自然エネルギーへの転換を図ること、そしてエネルギーの 地産地消を進める上で、この事業を大いに推進することが必要と考え、御宿町、大多喜町に倣って県費と同額の上乗せを行うよう提案いたしました。これに対し 市長は、市の財政状況を理由に提案を拒みました。一昨日の総務常任委員会の審議においては、個人の資産形成に公的資金を用いることも論点になりました。私 は、この事業は私的利益を凌駕する公益が得られるものと考えております。

太陽光発電への投資は、ペイするのに20年を要す るとも言われており、資金に余裕があっても踏み切ることがためらわれるものですが、それを促すのが、この事業の役割であります。私は、私の提案を取り下げ るつもりは全くありませんが、原案が自然エネルギーへの転換を促すものであること、そして、この事業は補助金が利用されない限り、あってなきものですか ら、100%以上の活用が図られるよう、事業の趣旨をよく周知していただくことを初め、今後の努力と改善をお願いいたしまして、本案への賛成の態度を表明 し、討論を終わります。