外 房のリアス式海岸から山一つ超えた内陸の平坦地(標高は90m前後)。歩いて行ける場所に生活に必要な最小限のものが整う。潮風の影響は、よほどの強風時 以外には無い。海風が絶えず吹き、夏は涼しく、冬は暖かい。年齢を重ねても安心して住み続けられる環境である。海岸には5km・車で約10分で到着する。 周年、アジが波止から釣れる。
南面の道路よりわが家をみる。背面はお寺で、スダジイの森が広がる。南・西面には田んぼが広がり、うち3面を隣部落のSEさんが耕作している。几帳面な方なので、敷地周りの草刈りなどに粗相のないよう心がけている。
鴨川方面への近道となる県道が前方左右を通る。直下の道は農業振興のための地元道路。正面の家から奥が我々の属するNA部落(35世帯ほど)で、この隣組の中に建築をお願いした棟梁NAさんがいる。
正面の山は、頂きには城跡が残り・海を望める・往復3時間の散歩コース。手前右側はわが集落の中心街で郵便局・学校・商店をはじめ、カラオケボックスまでも徒歩圏内にある。
夷隅川源流(正面の山)を望む。長い年月をかけて川の営みが造り出した肥沃な平坦地が左右に広がる。奥行きはかなり深い。いずれ大吉と散歩に挑戦してみようと思うが……。